Ojisanが哲学する

京大在学中に英語講師をしていたojisanが、人間や社会について偉そうに論じています。趣味は英語で英検1級です。

確率思考という病

我々はよく、「○○%」という言葉を使います。

「降水確率は30%」
「あの会社の株が上がる確率は20%」
etc

私も別のところで「一般論では」、「確率論では」という表現をします。

しかし、「雨が30%降る」などということは現実にはありません。

「降るか降らないか」です。

「選挙に勝つ可能性は50%」でも、「選挙に50%勝つ」ことなどなく、「勝つか負けるか」です。

「特に頑張らないでお金持ちになれるなら、お金持ちになったほうが平均的には幸せ」だと私は思いますが、実際の人の人生は「その人の人生」であり、「平均的な人生」について論じても意味がありません。

「自分が幸せ」なら貧乏だっていいし、「自分が不幸」なら金持ちでも意味がありません。

「確率」は所詮確率。

実際には「30%勝つ」ことも「一般論の幸せ」も存在しません。

「確率思考」は現代人の病です。